記事更新日2005年08月31日

2005年8月31日 薬王寺の善根宿


中国・四国


遍路8日目 その2

日和佐の23番札所、薬王寺まであと少し。
海岸に面した道路を歩いていると壁に海がめが。

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歩いていると、日和佐の町の雰囲気がじっくり分かる。
車やバスで行く旅行では町の匂い、人々の語りは伝わってこない。
四国遍路を歩く「スロートラベル」は、五感で感じる旅なのだ。
スローな旅は予想外なことがよく起こる・・・
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2005年8月31日 フクロウの人形

遍路8日目

昨夜はぐっすり寝れなかった。外は、しとしとと雨が降っている。
雨の中歩き続け、22番札所、平等寺に到着。

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朝早いため、人とはほとんど出会わなかった。
トンネルをいくつか通った。歩いてトンネルを通ることは普段あまりない。トンネル内は、薄暗いライトで照らされ、これまで歩いてきた世界が一瞬途切れる空間である。その空間を抜けると、外は何か別世界に来たような明るさであった。

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記事更新日2005年08月30日

2005年8月30日 軟弱な野宿派遍路

遍路7日目 その3

もうすぐ日が暮れる。
今日は行けるところまで行こう。
たぶん今日は野宿であろう。

お遍路で初めての野宿である。
野宿派の歩き遍路は、その日の寝床を探しながら歩く。
そして、良い野宿ポイントを遍路さん同士で情報交換しながら歩く。

私が選ぶ野宿ポイントは@屋根、A水(トイレがあればもっとうれしい)、Bベンチ。
今日は雨が降っている。テントを持っていないので、屋根は必須である。
あと贅沢かもしれないが水はいる。だって顔を洗いたいもん。
私は軟弱な野宿派歩き遍路である。

私の野宿条件@とBを満たすいい場所を発見!!

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しかし、トトロが迎えてくれるとは思わなかった。

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2005年8月30日 合言葉はカクリンタイリュウ

遍路7日目 その2
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(この写真の構図はどっかの雑誌のパクリだなあ・・)

四国遍路には、歩き遍路にとって超えなければならない試練がいくつもある。
お遍路さんの間で「カクリンタイリュウ」(鶴林寺、太龍寺のこと)は大変だったねえ、とよく言い合う。1番札所から遍路を始めた場合、初めは焼山寺への山越えでお遍路さんは苦しめられる。その次がカクリンタイリュウである。南無大師遍照金剛 続きを読む

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2005年8月30日 遍路ころがしリターンズ

遍路7日目

昨日は奇妙な一日だった。
ベテランのお遍路さんがいると、ゆるゆるの遍路の気持ちに張りがでる。

巡礼の空間は無構造で、平等な人間関係であると人類学者のV・ターナーは述べてるけど、しかし、ベテランのお遍路を目の前にすると、遍路経験の浅い私は少しびびってしまうし、遍路についての深い話に尊敬のまなざしすら向けてしまう。
遍路にもタテ社会は存在するようだ。

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今日は20番札所鶴林寺、21番太龍寺へと向かう。
その間には・・・南無大師遍照金剛 続きを読む

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記事更新日2005年08月29日

2005年8月29日 ベテラン遍路との出会い

遍路は日常から離れた非日常のへの旅である。

遍路特集のテレビ番組、雑誌、そして遍路体験本を読んでも
遍路の非日常性について理解するが漠然としたものしか伝わらない。
一体、日常と何が違うのだろう・・・

19番札所立江寺に到着。

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次の札所までひとりで黙々と歩き続けた。

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途中、善根宿の看板があったのでそこで今日は泊ることにした。

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私はその善根宿で、あるベテランお遍路さんに会った。
彼は遍路3周目だった。


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2005年8月29日 崩れ行く遍路観

遍路6日目

ふかふかのベッドは気持ちいい。
こんなにゆっくりした朝は久しぶりだ。
只今、朝7時ごろ。
遍路にはいって、初めての朝寝坊。
すぐにホテルを出発。

朝食を食べずにひたすら歩く。
喫茶店などを探すがなかなか見つからない。
こんなに朝早く開いている店はない。

ひたすら歩き続ける。
どこか見たことがある風景だ。


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記事更新日2005年08月28日

2005年8月28日 失われた過去を求めて

遍路5日目 

昨晩は少し寒くあまり寝れなかった。
疲れたので今日は休息日にする。

栄えたタクシーから一緒に泊まっていたお遍路さんがぞくぞくと出発していく。

私も次の札所、井戸寺へ。

一緒に泊まっていたお遍路さん二人と会う。
彼らも徳島で休息日にするそうだ。だいだい同じペースなので、どこかで会えるだろう。
納札に名前を書いて名刺代わりに交換する。

そして、へんろ道は出発地である徳島駅に向かっていく。
私はスタート地点に戻っていく。南無大師遍照金剛 続きを読む

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記事更新日2005年08月27日

2005年8月27日 善根宿の出来事

8月27日 その3

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大日寺で下駄を履いた大きな外人遍路を見かける。
下駄で山越えただろうか・・・
ありえん。

大日寺をこえて歩き続けるが、昼食をとるのを忘れる。
店がぜんぜんない。
飢えと足の痛みで思考が麻痺していく。

もくもくとただ歩くだけ。足の痛み、飢えに耐え、次々と札所を回る。

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2005年8月27日 渡り鳥、未知との遭遇!

8月27日 その2

歩いている横を鮎喰川が流れている。
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陽射しはますます強くなる。暑い。
ああ、泳ぎたい。あの川で泳ぎながら進みたい。

途中、ちょうど降りれそうな所があった。
そこでは子ども連れの家族が水遊びをしていた。
私も降りて、適当な場所で川に足をつける。

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少し見苦しいですが私の足です。

はぁぁ。きもちいい。ずっとここにいたい。
パシャパシャ。パシャ・・・
むくんでいた足が急速に引き締められていく。
くー。冷たい。

しばらくして別の家族がやってきた。
ほのぼのとした風景の中にぽつり孤独なお遍路が一人。
一人で足をつけていた私は、
いそいそと遍路道に戻っていった・・・南無大師遍照金剛 続きを読む

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2005年8月27日 遍路と現実の狭間で

遍路4日目

晴れ 気温30〜34度

桜屋旅館の布団が気持ちよくてついつい二度寝をしてしまう。
少し出発が遅れる。7時にスタート。

徳島県西群神山町にある道の駅「温泉の里神山」がある。
昨晩泊ろうと思っていたところである。

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そこの休憩所には「野宿禁止!」の看板が立ててあった。
ちょっとのぞいて国道438号を再び歩き出す。

出だしは好調だが、徐々にスピードダウン。少し歩いては少し休憩を繰り返す。
足のまめが痛い・・・南無大師遍照金剛 続きを読む

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記事更新日2005年08月26日

2005年8月26日 渡り鳥のお遍路空間

遍路3日目 
8月26日 その2

なんども死ぬ思いをしてようやく、焼山寺に到着。
本堂への長い道をぬけ、ようやく境内へ。

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境内の横で少し工事をしていた。
車お遍路さんが何人かみえた。
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2005年8月26日 地獄の遍路ころがし

遍路3日目
天気 曇り 
気温30度
歩数 43861歩
11番札所藤井寺〜12番札所焼山寺

今日は四国遍路最初にして最大の難関とされる焼山寺への山越えである。昨日の鴨の湯を7時頃出発。外人2人組みは夜も元気にさわいでいた。

藤井寺に30分ぐらいで到着。お参りをすませ、クリームパンを境内で食べる。
しばらくすると、昨日あったお遍路さんに会う。軽く挨拶をする。朝の境内は静かで涼しい。納経所の人は私には無愛想だったが、後からきた女の子お遍路さんには優しかった。
本堂の左に焼山寺への道がある。いよいよ山越えである。

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「焼山寺への道」

最初の登り。山越えは単調な登りだと思っていた・・・

 ところが、・・・・南無大師遍照金剛 続きを読む

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記事更新日2005年08月25日

2005年8月25日 渡り鳥、善根宿でビールを飲む

遍路2日目 天気くもり時々晴れ
気温34度 歩いた距離19.85km 歩数46171歩

気温が低い朝のうちに出発する。涼しいので快適に足が進む。
しかし、後ろからきたお遍路さんに追い抜かれる。

6番安楽寺、7番十楽寺を回る。お参りも少しはさまになっただろう。

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(上)山門に恐れおののく・・・


昨日会ったお遍路さんに会う。
「こんにちは!」
同じお遍路さんに会うたび、あいさつをする。

お遍路さんは、主に「へんろ道保存協力会」のシールを目印に次の札所へと歩いていく。
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これが(上)「へんろ道保存協力会のシール」

しかし、そのシールが小さくて、少し考え事すると見失ってしまう。
歩いていると無心になれると思っていた。
実際、歩いていると自分について時々考えることが多い。
今のお遍路さんとしての自分、日常の自分・・・
無心になんてなれない。
無我の境地にいったいいつになったらなれるのだろう・・・
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記事更新日2005年08月24日

2005年8月24日 渡り鳥、遍路で戸惑う!!

遍路1日目
晴れ時々曇り 気温34度
霊山寺〜地蔵寺 歩数26257 約11km



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朝5時半起床。眠い目をこすり、すばやく荷造りし梅田バスターミナルへ。
バスターミナルで遍路姿の女性をみかける。
徳島駅行きのバスにのる。バスの中で熟睡。約2時間ほどで徳島駅に到着。
徳島駅から板東駅へ。約20分。
徐々に回りの景色がのどかな田園風景に変わる。
板東駅に到着。

いよいよ遍路スタートである・・・

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記事更新日2005年08月23日

2005年8月23日 出発前夜

いよいよ遍路へ出発。

40日間、歩き遍路でどこまで行けるのか。
授業の関係で、10月まで帰ってこないといけないので、日程はかなりきつい。
どこまでいけるのやら・・・
しかも台風11号が接近してるらしい。
どうなるのやら・・・

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