記事更新日2005年08月31日

2005年8月31日 薬王寺の善根宿


中国・四国


遍路8日目 その2

日和佐の23番札所、薬王寺まであと少し。
海岸に面した道路を歩いていると壁に海がめが。

83111.JPG

歩いていると、日和佐の町の雰囲気がじっくり分かる。
車やバスで行く旅行では町の匂い、人々の語りは伝わってこない。
四国遍路を歩く「スロートラベル」は、五感で感じる旅なのだ。
スローな旅は予想外なことがよく起こる・・・
83112.JPG

日和佐の町にたどり着いた。町は人通りが少なく閑散としていた。道路は綺麗に舗装されていたのが印象的。
日が暮れ始めていたので、今日は日和佐にあるというバスを改造した善根宿に泊ることにする。
その善根宿は日和佐にある「ドライブイン橋本」さんが運営している。「バスを改造した」、なんて好奇心をそそるんだろう。(写真 上)
しかし、なかなかその善根宿が見つからない。

途中、JR日和佐駅に隣接する道の駅があった。そこには足湯があり、観光客がドライブで疲れた足を足湯につけて疲れを癒していた。屋根つきの休憩所もあり、そこで寝泊りもできそうだった。しかし、バスを改造した善根宿の魅力が私をそこに泊ることを拒否させた。

善根宿が見つからず途方にくれていると、「おい、若いの!」と声をかけられた。その人は橋本さんだった。偶然にも仕事の帰りに車で私を見つけてくれたのだ。「ちょっとまっとれ」と、おじさんは汁そばを急いで作ってくれ、車で善根宿まで運んでくれた。汁そばは、事前に電話で泊ることを連絡すると橋本さんが用意してくれるそうだ。
私は何がなんだか分からないまま、おじさんの流れにまかせていると、あっというまに、善根宿に到着した。外は外灯が少なく、私の住む町とは違う漆黒の暗さだった。星が綺麗だった。しかし、場所が今ひとつわからない。ここはどこだろう・・・

車の中でおじさんの作ってくた汁そばを持っていたのだが、車が揺れて汁を車内に少しだけこぼしてしまった。私が誤る余裕もなく、おじさんは去っていった。

ありがとう、橋本さん。そして、汁をこぼしてごめんなさい。

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posted by 渡り鳥太郎 at 00:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 徳島<発心の道場>
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