記事更新日2005年08月25日

2005年8月25日 渡り鳥、善根宿でビールを飲む

遍路2日目 天気くもり時々晴れ
気温34度 歩いた距離19.85km 歩数46171歩

気温が低い朝のうちに出発する。涼しいので快適に足が進む。
しかし、後ろからきたお遍路さんに追い抜かれる。

6番安楽寺、7番十楽寺を回る。お参りも少しはさまになっただろう。

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(上)山門に恐れおののく・・・


昨日会ったお遍路さんに会う。
「こんにちは!」
同じお遍路さんに会うたび、あいさつをする。

お遍路さんは、主に「へんろ道保存協力会」のシールを目印に次の札所へと歩いていく。
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これが(上)「へんろ道保存協力会のシール」

しかし、そのシールが小さくて、少し考え事すると見失ってしまう。
歩いていると無心になれると思っていた。
実際、歩いていると自分について時々考えることが多い。
今のお遍路さんとしての自分、日常の自分・・・
無心になんてなれない。
無我の境地にいったいいつになったらなれるのだろう・・・

8番熊谷寺に行く途中で、おばあちゃんに道をたずねる。
「すいません。次の札所はこの道でいいですか?」
私がお遍路さんとわかると、やさしく道を教えてくれた。

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熊谷寺でお参りを済ませ、9番法輪寺へ。

しかし、道に迷い9番、法輪寺を少し通り過ぎて歩いてしまう。
ようやく着いた9番札所まえの店で、ジュースを飲む。
店のおばちゃんにサツマイモをおごってもらう。
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この店はあの管直人がお遍路したときに、うどんを食べた店だそうだ。
菅さんの写真をかざっていた。
店のおばちゃんは、「管さんはいい人だったよ、心のきれいな人やわ」と言っていた。
弘法大師ではなく朝日新聞の記者と同行二人だったらしい・・・

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(上)お遍路さんが連れていた犬

10番、切幡寺までが大変だった。
蒸し暑く汗をだらだら。
坂をのぼったとおもったら今度は階段である。
あああ!しんどい!
10番から11番藤井寺まで田んぼが延々とつづく。
日陰がない。暑い。のどが渇く。
吉野川を渡る。
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車一台がやっと通れる狭い橋を渡る。
後ろ、前からと車が通る。私は、身を細めて車が通るのを待つ。
車の横を歩いているんだから、少しはスピードを緩めてくれたらいいのに、車はおかまいなしにスピードをだして橋を駆け抜ける。ひええ・・・

足の裏に激痛が走る。アスファルトが余計に足の痛みを強める。
まめがつぶれた。いてーっ!!
次の札所まで行くのをやめ、鴨の湯という善根宿があるところにいく。

地元の人がたくさん利用する鴨の湯という温泉の横にちいさな東屋がある。お遍路さんは1泊無料でここに泊まらしてくれる。しかも、温泉は360円で入り放題。東屋はドアがなく、鍵もないので荷物が少し心配である。

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(上)善根宿の風景 狭い・・・


多くの歩き遍路がここをおとずれる。部屋には納札がいっぱいに貼ってある。

しばらくすると、おじいちゃんがやってきた。
いつもここにきてお遍路さんに、これからの善根宿の情報などを教えているのだ。
これまで、いろんなお遍路さんと会ってきたようだ。
なかなかおもしろい、おじいちゃんだった。

しばらくしてお遍路さんがやってきた。
お遍路は2回目らしい。
以前もここに泊ったらしく、
「善根宿では鴨の湯が一番だよ。ここは自由でいい。」とおじいさんに話しをしていた。
私と一緒に狭い東屋で泊まることになった。

さらにしばらくして、外人のお遍路さんがやってきた。彼らもここに泊まった。

ここの善根宿に夜な夜なこじき遍路がやってきて住み着いているそうだ。自転車を無料で貸し出しているのだが、何回かその自転車を盗まれたそうだ。乞食遍路が住み着くようだ。
なんだか、やばい空間にはいりこんだ気がする・・・

自転車を借りて、近くのスーパーで夕食と明日の昼食を買いに行く。
おじいちゃんによると、6時半になるとスーパーで半額セールが行なわれるそうだ。
軽い夕食と缶ビールを買う。
善根宿でビールを飲む。
ぐびぐび。
一日歩いた後のビールは最高だよ!
毎日、宿でビールが飲めると最高なんだけどなあ・・・

へんろ道には善根宿がいくつかあるそうだ。
それを利用しながらお遍路を続けることにする。明日は遍路転がしと呼ばれる地獄の山越えである。

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posted by 渡り鳥太郎 at 00:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 徳島<発心の道場>
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